牛スジの恐怖

金曜日、家路を歩きながら「今日のご飯はなににしようかなー」
と考えていたところ、ふと、職場で牛スジの話をしていたのを
思い出した。
「牛スジうまいよねーー」(うまいよねー・・・まいよねー・・ねー・・ね・・)
「牛丼つくってみたけどめちゃうまかったよー」(うまかったよー・・・まかったよー・・かったよー)(エコー)

ふと気がつくとそこはもう安売りスーパーの前・・
なにかに引かれるように、冷凍牛スジの袋とすきやきのタレをもってレジにいた俺。

そして家。
さっそく牛スジの煮込みにとりかかる。家では圧力鍋があったので楽だったが、この家には片手鍋一個しかない。だが買ってきてしまったものは仕方がないので、さっそくやってみることにした。
水に一握りの塩をいれて、解凍した肉をくべる。

ぼーっと吹き零れたら水をたし、吹き零れたら水を足しを繰り返していたが、はっと気がつくと部屋中・・いや家中が牛肉スメル!!

そのとき俺の頭の中には美味しんぼのとあるシーンが浮かんできた。山岡があろうことか会社で牛スジを煮込んでいて、皆が臭がっている風景。。。やばい!!!これってもしかして・・ニオイつくのか!?

すぐさま窓を開ける。ロフト上にもいってみると・・ほんのり肉の香り・・あわてて小窓も空ける。
この対策が不十分だと感じた俺は、ファブリーズを片手にロフト上にのぼり、そこから散布しながらハシゴをおり、台所を過ぎて玄関までいき、玄関の扉を開けて退避。

ふうーっ・・早めに気づいてよかったよ。
牛スジが柔らかくなったのは夜の11時・・。次の日は(つまり今日ね)台所まわりを中心に壁拭き。自分の鼻は自信ないが、
なんとかニオイはとれた気がする。

で、いま牛丼つくってる最中だが、うまい味に仕上がらない。
ネットで調べると・・やっぱ便利だ。最近は吉野家の牛丼の作り方再現をしている人がいる。ヤフオク吉野家牛丼のレシピが売り出されていたそうな。買った人ははっきり言って・・バカだな。探せばこうして楽に見つかるのにねーえ。

ひとまずそれを参考に安い白ワインなんか買ってきてつくってみる・・・。味がどうもうまく行かない。
意外に難しいもんだなー
これはまた次回挑戦することにしよう。

・・・っていうかやるんなら普通の肉でやってみろよ!といわれそうw