法事。(暗めな題名続くなあ(^^;w

 最近の法事ってのはちょとかわっていて、お経は短く、解説が長いというのが主流らしい。本日祖父の一周忌だったのだが、少し紹介。
 まあ長いんで要約すると、インドのとある王朝でおこったお家騒動で、暴君息子が父親の王を監禁した際に監禁中の王がブッダに教えてもらったのが○○経(有名なやつですが伏字)・・と言う最後ちょっとコジツケ入ってるような話だった。
 話自体はまあ物語調だったので飽きなかったが、途中何度も脱線して用語解説アンド由来を教えてくれるので、いま何の話をしてるのかを把握しておかないと、すぐに睡眠(催眠)状態になれることは容易に予測できる。
 この催眠状態にあぶなくなるところを過去に一回体験したことがある。
 中学校の頃だろうか、これまたとある新興宗教の一種(だと思う)の講話を聞く機会があって、そこで話していたのがそうである。そのときの”題材”は226事件で、とある人物が、水戸黄門の印籠よろしく、そこの宗教で信者に配布している携帯型経典を将校達に見せ付けると改心してクーデターは収まった・・という素晴らしい逸話だった。このときの俺はまったく興味がなくてウトウト。はっときづいたとき、『・・そのとき見せたのがこの経典だったのです!』と、例の小冊子で、それと同時にまわりで聞いていた現信者たちが一斉に拍手するというもの。
 もしかするとこのやり方は常套手段なのかもしれない。真偽の確認が困難な実際あったストーリーを用意して、意識を朦朧とさせてから結論だけを強調する。
発表者にとって観客が寝ることは術の成功を意味するものなのだ。・・・んん?なんかどっかで聞いたことのある手法だな。
ヒトラー関係だったような。。。「我が闘争」なんかに載っているかもしれんw あとで読んでみよっと。
・・それにしても、仏教も新興宗教化しているのか・・