昔ながらの商店街の二階

通る道なので商店街の中は結構見て回るのだが、一階と二階に別な店舗があるのが一般的な構造だと思う。
一階は商品のディスプレイに余裕があるのでそれなりに客は入りやすい。しかし二階となると、ちょっと勇気を出さないと入れない雰囲気がある。
大抵は床屋か、定食屋、喫茶店などである。

入ると案の定、ちょっと近所の常連しか受け付けない雰囲気が漂う。
だがしかし、隠れた美味い店が結構あるのだ。

ここで「みんなも勇気を出して入ってみよう」で締めてもいいが、

だがちょっと待って欲しい。
こんな隠れたレア店をもっと広めて売上をあげる方法は無いものか。


車通りの多い道に面した二階店は比較的窓から店内が見えるため、「あ。ここのお店ちょっと入ってみたいかも」と、バスや車に乗っていると思ってしまう。


つまりそういうことである。
ポイントは店の雰囲気を見せること。

一階の階段の入り口の狭いスペースだけで店内の雰囲気を紹介出来ればいいはずだ。

手っ取り早く考えたのだが、店内の映像を撮って入り口で流すというのはどうか。
流す方法は色々考えられるが、道に置いておくあの移動看板に小さなモニターを取り付けて、厨房かカウンターの様子を写してみるとか。
お客の映像を流すのはプライバシーの関係から無理そうだけど。
別に映像でなくてもよい。厨房もしくはコーヒーなどの香りを換気扇で入り口まで送るというのも効果がありそうだ。
音だけをだして活気ある厨房の声や、ジュージューという料理の音を聞かせるのでもいい。
いけそうな気がするんだがな。