神様ってのはデバッガー

人が創り出した妄想だなあとつくづく。
人はどうにもならないときについ、超自然的な奇跡を求めてしまうけども。
ああ、あのときああやっておけばよかったなあと思うキッカケになる。
またはこれから残された時間で何ができるかを考えさせてくれるキッカケになる。
後者で成功すれば、それは運良く残された時間での解決法を見つけたパターンだけど、
前者はもう後戻りはできない。一回失敗して次に活かすしかない。

実行してみて、エラーがでて、ここがだめだよと気づく行為がいわゆる神なんじゃないかなあ。


毎回過去を振り返らないように常に奇跡を求めておくようにすると信仰になるのではないかな?
信仰を繰り返すと、今度は別な思考に変わってゆくけれども。
それは"神"の力を借りた自信と、"神"のせいにできる現実逃避。


神は未来は作ってくれないのね。過去は振り返らせてくれるけど。
別に振り返ること自体はネガティブなものではなくて、
同じ過ち(パターン)を2度繰り返さないようにすればそれは有意義なものだと思う。
危険や失敗は割と事前に察知ができる。
その結果をフィードバックさせて次回に生かすようにできないと。


・・・こんな哲学的妄想も、切羽詰まって初めて生まれるのだが(かっこわらい)