純シーフードカレーの巻

先週後輩とカレーの話になって、しばらく食べていなかったカレーをつくることにした。
ちょうど冷凍庫で使用法に困っていたバナメイエビが幅をきかせていたので、面倒だがこの機会に消化してしまおうと、
シーフードカレーをつくることにした。
スーパーにいって、華麗なる食卓の塩辛カレーのレシピをメモっとけばよかったと後悔したが、
戻るのも面倒なので、とりあえずイカを購入することにした。
すると、ちょうどいい量のイカが売ってない。。シーフードミックスのやつは少なすぎてつまらない。
しょうがないので、冷凍のスルメイカ一杯を買うことにする。
イカ、エビと揃うとホタテが欲しくなるのでボイルホタテ6個、あと肉感がほしかったのでカジキのクズ部分をお安く購入。


エビの解凍中に、初のイカの解体である。
ネットでさばき方で調べてその通りにやると、なんでこんな生き物が大海原を泳いで一連の基本的な生物行動をとれるのかと思うほど単純な構造で、目と嘴を取り除いていとも簡単に解体できてしまった。
エビは殻を剥いて背ワタを取り出し、ホタテは紐ごと4つに切る。
あまり別な味を混ぜたくなかったため、野菜は玉ねぎのみとした。


この時点で具の量がやばいことになっているので、早速鍋に作り始める。
サラダ油をひいて、にんにく、玉ねぎを炒める。
そのあと、切り刻んだイカエビホタテを投入。
バター1かけと塩コショウを入れてさっと炒める。
ピリっとしたものが好きなので、ハバネロパウダーを4ふりぐらいする。
しばらくしたら、生臭さ軽減のため、料理酒を入れてさらにいためる。(でもこの時点でほぼ煮る感じにかわってきてる)
水を鍋なみなみになるまで注ぎ、ひと煮立ちさせ、その後カレー粉を投入。(ジャワカレー)
カレー粉が溶けたら、一緒に買ってきたMAXコーヒーをだぼだぼと注ぐ。独特な香りがただよってきた。


この間に、カジキの下ごしらえをする。
サイコロ状に切り刻み、フライパンで別途にんにく、塩コショウであじつけする。
火が通ったらフライパンで鍋にカジキをあける。
シーフードカレーは風味が重要だ。もちろんカジキを炒める時にでてきた油も一緒。
これでまたしばらく煮込む。


完成。
味はコクがあり、とてもうまいものが出来上がった。
イカの内臓も切り刻んで一緒に煮込んだため、墨でカレー自体は若干黒ずんだ感じになったが、
内臓からでるイカエキスでなんとも言えない深い味わいに仕上がった。
イカが嫌いな人からは評価が分かれそうだが、イカの大根煮付けが食える人なら大丈夫だ。
あれがカレー味になったと思えばいい。
ホタテはほどよくやわらかく、噛みしめるとホタテの甘みを堪能できる。
エビは残念だった。おそらく炒め方がたりなかったのか、ぷりぷり感が損なわれて固くなってしまった。
これは別途フライパンでしっかり焼き色をつけておくべきだったかもしれん。
カジキは狙ったとおり、肉感をだすのに活躍してくれ、ホクホクジューシーに食すことができた。


今回の食材の合計は約1500円ほど。
すでに3食食べたがまだ無くならない。。まだ鍋に3分の2ぐらい残ってる。
あさってあたりでドライカレーピラフだろうか。


ごちそうさまでございました。