波乱の夏季休暇(2日目)

八戸である。
ここにいるとエアコンって存在を忘れることができる。
いやむしろ肌寒いぐらいだ。
前日の疲れから、朝飯昼飯では起こされたが、その後すっかり寝てしまった。
14時ごろから行動を開始する。
親は夏休みとか関係なしに、現在南部地方に点在している菩薩像をめぐる
ツアーというかそんなものにはまっているそうな。
そうは言っても、なんかの雑誌をみて思い立ったとかそんなものだろう。
うちの親はただミーハーなだけで、仏教徒でも何でもないからなw


親はいまだにPCのメールもろくに使えない人なので、
俺が先手を打ってここでどんな下地があるのかしらべてみよう。
(といっても親にここの場所を知らせているわけではない。
俺がこの過去日記を書いている時にふと興味を持っただけ。)


調べると、意外とこの三十三菩薩の類は日本全国に散らばっているようである。
巡礼のすすめ
うちの親がまわっているのは、リンク先の本州の表の3番目かな?
「奥州南部糠部三十三観音」というやつらしい。たぶんこれだ。
それにしても・・なぜこうも『さんじゅうさん』という数にこだわるのか。
ちょっとそこも調べてみた。
33 - Wikipedia
・・・フムフム。
佛教においては、33は聖数とされる。これは、観音菩薩が33種類に姿を変えるという説に由来する・・・・とな!

ツアーに関しては江戸時代から流行し始めたようだ。
西国三十三所 - Wikipedia
それにしても・・・。江戸時代からひそかに庶民に語り継がれてきた流行とするとまた
感慨深いものがあるな。


話を戻して。
八戸郊外の1件を拝みに出かける。田んぼのあぜ道みたいな道を車でおっかなびっくり進め、
たどり着いたのは山麓の小さな神社。
観音菩薩を拝めるのかなと思っていたのだが、お宮の扉は硬く閉じられていた。
扉には、さもよこせといわんばかりにお賽銭箱用の穴がひとつあるだけ。
仕方がないのでその穴から小銭を投げ入れる。
意味ねーーーーーーーwww


まあそんなところも。
旅の醍醐味のひとつかもしれない。