モナカアイスのCM
な・・・なんて斬新な。
誰もモナカを車に見立ててレースをさせようなんて
並の人が考えられる芸当じゃない。
あの妙にさめた空気の中で熱く歌ってるようなBGMもさながら、
追突されて中身が飛び出てそのままヘアピンカーブを曲がってゆく・・。
発想が尋常じゃない。
モナカとモナコを掛けているとでもいうのか!
昔からチョコモナカジャンボのCMは冒険しているような気がする。
それはなんというか。。王者の風格さえ思わせる。
定番中の定番の部類であるから、アートの方向に走っているとしか思えない。
なんだかんだ言って、たまに食べたくなってしまうのは不思議だ。
うちの親父もモナカアイスをこよなく愛しており、
「なんか適当にアイス買って来てー」とか頼むと、決まってモナカアイスだ。
またかよ・・・たまにはビスケットぐらいにしろよと思わずにはいられない。
しかし、モナカアイスの合理性には目を見張るものがある。
そこは俺も認めざるを得ない。
まず、モナカでくるんであるために、アイスの冷たい刺激を直に口で受け止めることがなく、マイルドにラクトアイスの清涼感を享受できることが一点だ。
モナカアイスが発明された当時に思いをはせると、涙を流さずにはいられない。
世の中の知覚過敏になっていた人々にはさぞ救世主のように見えたことだろう。
二点目は、擬似的に「ソフトクリームをコーンと一緒に食べるとうまい」という体験を味合わせてくれることにある。
その昔は、ソフトクリームといえば、しわしわのばあちゃんが売っていて、
「おばちゃんそふとくりーむ!」と言うと、
「あいよ」といって、茶色い十円玉を握った手でコーンをつかみ、アイスをくっつけて出していたものだ。
だから少なくとも私の幼少時代は、母親から「コーンはたべちゃいけないよ。ばい菌がついてるかもしれないからね」
といわれて育ってきたものだった。(最近は紙が巻きつけてあるのでそんな心配もなくなったが。)
ちょっと自分も脱線しすぎてだるくなってきたところだったが、無理やり話しを戻すと、モナカはそんなことがない。すでにパックでうられているということもあるが、コーンもすべて食べられる。
昔から「勿体無い」精神を大切にしてきた日本人にとっては、食べ物を盛る器まで食べられるというのは非常に理想的ではないだろうか。
最中をモナカとカタカナ表記にしたことも非常に高く評価できる。
ぱっと見でこれが日本古来のお菓子がモチーフだと誰が想像が付こうか。
想像がつこうがつくまいが、ここまで書いておいて俺はモナカアイス談義に飽きてしまった。
アイス自体がまあ、甘ったるいってのもあるな。
????
なに俺口走ってるんだ・・・(@@;
・・・・まあいい。これでしばらくしたら、下のタグクラウドにでかでかと
モナカって字が踊ることだろう。
もう少しとどめをさしておくか。モナカモナカモナカ・・・。