マグロ血合いタツタ

この毒々しい料理は、昨日作ったものであるが、
はっきりいって、文句なしにうまいといえよう!
あの血合いが?!と思われることマチガイナイ。

もともとはネットで見つけたレシピを青森で再現していたので
味は知っていたのだが、やはりこっちで作ってもうまい。
ってか俺が作ったのは今回が初めてだ。ちなみに魚をいじるのも
初体験であった・・。にゅるにゅるして慣れるとさわり心地がいいものだなあれは。

それでは以下は自分の為も兼ねてのレシピだ。
安いしうまいしやってみるとどうだろうか。

マグロ血合い1パック 200円(の半額だった) 恐らく容量は3〜400gはあるはずだ。

ショウガ&にんにく 適量
醤油        目分量
お酒        大さじ1ぐらいかも。
片栗粉

なお、予想より血合いの量が多く、「こんなもんかなー?」
という感じでお酒、にんにくを足した。

作り方
1)まずしょうが&にんにくは普通に切る。・・・千切りでも
輪切りでもよい。
ボール(今回はボールなかったので片手鍋を使用。)に
切ったしょうがとにんにくを投げ入れる。
2)さらに醤油の池をつくり、お酒を入れる。

できあがったスペシャル液体に、血合いを30min〜1h漬け込む。
ここで注意は、適当な大きさに切った血合いブロックだが、
ホネが入っている。これを取り除いたほうが出来上がったときに
楽に口にほおばれるであろう。

さて、準備が完了したら、揚げの用意。
今回はフライパンを使用。油を注いで温度を上げる。
ヅケ状態の血合いに片栗粉をまぶして揚げる。

狐色になるまでカラッと揚げてもいいし、ここらへんはおこのみで。
大体衣がかたまれば、表面白くても食える。

出来上がり。

買ってきた血合いすべてをタツタあげに。
夕食分だけとって、のこりはジップロックみたいなやつで冷凍
or冷蔵保存。 独り暮らしの基本は作り置きだなやっぱ。

今夜の晩飯も、味噌汁液体だけつくって、その中にやっぱり作り置きしておいたホウレンソウのおひたしを浮かべて草味噌汁に。
おかずは血合いタツタ。ひえても再加熱でも味はかわらない。
鳥なんかとちがって脂はほとんどないはずなのに、ところどころ
ホクホクとふわっと柔らかい。
血合いで最大の欠点といえるのはその強烈な生臭さだが、
しょうがとにんにくが丁度ニオイを消してくれて、気にならないほどの味。

血合いの料理方法は、父がよく作る醤油と酒とショウガをつかって煮るというのが一般的だが、この料理法だと生臭さが消えない。そのうちその量ゆえに飽きられて捨てられるのがオチだ。

これは違う。うまいと言える。
さらに日本のどこかの居酒屋では、『血合いのカルビ焼き風味』
という料理もだしているそうな。これも作ってみたいところだが、あいにくレシピがちょっと見つからない。知っている人いないかなー。

ぜひお試しあれ。