道徳的には残忍。しかし。

バラバラ殺人。
起きるたびに、その犯人の人間性であるとか、気が狂ってる的な話が持ち上がるが、
まあ・・猟奇的といえばそうなんだが。
殺人を犯すという時点でもう普通の人ではない・・・と、いうことは置いておいて、
恐らく最初から切り刻もうと思って犯行を犯す人はそんなにいないだろう。
大抵はこんな感じではないだろうか。
危害を加えてやった。→動かなくなった→こんなはずじゃなかったのに。

で、捕まるわけにはいかないので、「証拠隠滅」を図るわけですよ。

捕まりたくない一心なら、なんでもこなせる。
葬式に立ち会った経験はそんなに無いが、deadbodyっていうのは、そこまで怖くは無い。
目をとじていれば、「マネキンです」と言えなくも無い。
実際に第一発見者の感想でもマネキンかと思ったっていう話をよく聞くし。
どこぞの警察はダッチワイフを死体と思い込んだ例もあるしな。
まじまじと確認しないと難しいんだと思う。
ドラマの死体が不気味なのは、生きてる人間が演じてるからじゃないかしら。


それにしても、分解するだけなのは、持ち運び面とでしかメリットが見出せないなあ。
あとは遺棄の規模というか面積をコンパクトに出来るか。
雪が積もってたという話なので、雪に埋めちゃったのか。お粗末過ぎる。計画的ではないなあ。


最近起こったので非常に完全隠蔽に近かったのは、やはりあの自宅でミンチにしてトイレに流したって事件の犯人だろうな。犯罪という観点でみると、完成に限りなく近い危険な事件だったんじゃないだろうか。捕まってほんとに良かった。
あれってなんで捕まったんだっけ。。
法律的に詳しくないけども、
ルミノール反応が検出されても、肉片の一片でも見つからないと、殺人の立件が難しそうな気がするが。
まあでも血液反応でも異常に大量にでれば、(人体の致死量相当の血液反応とか?)
取調べで追い込んで自供だけでもいけるか。


それでも、もし自分の子供がこんな目にあったんだとしたら、本当にショックだ。
いなくなって悲しいのはもちろんだが、早く五体そろえて楽にしてやりたいって気持ちが先行しそう。
そろってからやっと、犯人への怒りがこみ上げてくるんだろうな。