夜、雨戸を閉める風習

実はふと気づいたのだが、神奈川に越してきてからというもの、そういう風習をみるのだ。
よくみると、サザエさん家も雨戸を夜しめている。
朝になると、どこからか「がらがらがらドタンドタン(雨戸が重なって収納されてく)」という音が聞こえてきて、ああ、雨戸を開けているんだなというのがわかる。

実は青森にいたときにこの風習を全くみたことがないぞ。
八戸の祖父がまだ存命だった時に、昔の祖父の家では、雨戸の開け閉めを昔やっていた記憶はあるが・・。
それも建て替えたらぱったりじいちゃんもやめてしまった。
昔北上して猛威を振るった台風21号のときも、普通に近隣も窓のままで、俺はカーテンの隙間から
向かいの家のトタン物置が風によって屋根が飛ばされ、壁が剥がれ、横倒しになる様を興味深く眺めていた思い出がある。
今考えれば台風の猛威を知らない人の典型的な防災意識の甘さの現われだったのかとも思うが。

夜 雨戸を閉めて寝ますか? -雨が降りそうだったり 雨が降っていなく- その他(住宅・住まい) | 教えて!goo
上の知恵袋をみるかぎり、今となってはあまり意味のある行動とはなってないようだが、
恐らく今も雨戸を開け閉めしている人ってのは、家族が土地を離れずに、代々その地に住み続けているような人なんじゃないかな。
だから受け継がれてきた風習がのこってる。
あとは都会の治安のよろしくないところも手伝ったりしてるかな。